家を買う時の頭金は、いくら必要?

家を買う時、「頭金」は出すものなんですか?

以前(だいぶ前)は住宅ローンは住宅金融公庫が主流でした。
住宅金融公庫では物件価格の8割までが融資可能になっていたため、2割は「頭金」を出すっていうことが慣例化してました。
その流れは現在でもフラット35(住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して、提供する全期間固定金利の住宅ローン)では物件の9割まで借りるのと、全額借りるのでは、金利(ローン商品)が変わったりします。
銀行では物件の全額を借入しても、返済比率さえクリアすれば100%融資も可能です。しかも現在は金利が思いきり低いので、フラット35よりも銀行などの金融機関の住宅ローンが主流になってきました。
そのため、頭金の必要性はあまりなくなってきました。
とはいえ、毎月の返済を抑えたい場合には借入金額を下げる必要があるため頭金を出す方もいます。
また現在では「※住宅ローン控除」もありますので、自己資金があったとしてもそれを使わずに多く借り入れをされる方もいます。
※住宅ローン控除 ・・・10年以上の住宅ローンを使って一定の住宅を購入または新築または増改築を行った場合に、本来支払うべき所得税が控除される制度(詳しくはこちら)
◆月返済額最大55%減!住宅ローンの借り換えはモゲチェック◆ 借り換えのプロ「モゲチェック」はランキングサイトに出てこない 最も低い金利(No.1金利)のローンをご紹介します。 面倒な手続き・交渉もすべてお任せください。 家にいながら楽々で借り換えができます。 中には返済額【1,000万円以上ダウン】の事例も。 まずは無料診断から。 ▽▽▽モゲチェックはこちら▽▽▽

奥さんの親と家の話をしたときに、義父から
「頭金はあるのか?」
って聞かれたことあるんですよ

親御さん世代は住宅金融公庫の時代なので、
住宅を買う=頭金2割
っていうのが方程式になっていると思います

しかし、それを一緒に聞いてた奥さんが

やっぱり頭金を貯めないと、まずいんじゃね?

って言いだしてるんです。

頭金を貯めてからの住宅購入がいいのか?って相談がたまにあります。
これはね、ケースバイケース。
よくあるのが毎月10万円の家賃を払いながら、お金を貯めようとしている方。
本当に住宅を購入する気があるのなら、これが一番最悪のパターンです。
仮に毎月頭金のために5万円ずつ貯めていったとしても年間60万円。
その間に払った家賃120万円・・・・・
現在は驚くほどの低金利。お金を貯めている間に金利が上がりでもしたら、何のための頭金かわからなくなります。
Aさんの場合は家賃が78000円だから年間936,000円。これが住宅ローンだったら返済になっているわけです。
これを奥さんに説明してみてください。
仮にですが、金利の上昇リスクは無視してお金貯めるって方は、現在、非常に恵まれた住まい、例えば社宅(社宅家賃が月20,000円とか)に住んでいる方、若しくは親の家で居候している場合。
こういった方は現在、住宅費用がほとんど掛かっていない状態ですね。こういった場合は、ガンガンお金を貯めて、住宅購入の際に頭金ドーンと入れちゃう、っていうのもいいと思いますよ。

なるほど。
確かに、頭金のために、家賃払いながらお金貯めるのは、おかしな気がしてきました
これは奥さんに説明しやすので、話をしてみます。

ただし、住宅を購入する時は諸費用が必要です。
諸費用は購入する物件によって異なりますが、大体200万円から300万円くらいは必要になります。(住宅ローンの諸費用などは抑える方法はありますが・・・)
この諸費用部分も住宅ローンで借り入れができる場合もありますが、金利が高くなったりします。
頭金ではありませんが、住宅購入の際には自己資金が300万円ほどあるのが理想です

300万円なら、かき集めたら何とかなります。
頭金なしもいいかもなぁ
奥さんと話してみます。